園組織の改革のためのコンサルティング。
現在進行中のコンサルティングをご紹介します。
課題は、保育理念を園全体に浸透させ、スムーズな組織運営を行うこと。
そして、若手職員の育成と働きやすい環境の構築。
リーダー層職員だけを集め、2時間、定期的なミーティングを実施。
最初は、目標設定をしっかりと行います。
あらかじめヒアリングをしていた理念と方針を頭に入れ、
「やらなくてはならないけどできていないこと」を中心に洗い出し、
次の会議までのゴールを設定。
「やらなくてはいけないけどこれまでできていない」ということには理由があります。
事実は何か、どうアプローチするか。
ファシリテーターとして、コンサルタントが関わります。
タスクとゴールを決め、1回目の会議は終了。
次の回で、前回の振り返り、軌道修正、そして新たなミッションを洗い出します。
これまでと同じ仕事でも意識をしてやってみると、できているということに気づいたリーダー職員たち。
前回と比べると、明らかに進展がみられます。
これまでは、マネジメント業務に対してもぐらたたきのような感覚を持っていたようです。
日々の膨大な仕事をこなすことに注力してしまうと、できていないことばかりが見えて、
できたことはそのまま流れてしまいます。
振り返る時間を持つことで、確実に進んでいることが見えてきます。
同時に決めたけどできなかったことも見えてきます。
できなかったことは、実情に合っていないこと。軌道修正を行います。
リーダー職員が先に進んだと実感しているということは、現場の職員たちも進化しているということです。
さらに次の会議にむけて、継続するものと、新たなタスクを決める。
だんだん会議の時間を短くし、外部のファシリテーターが入らなくてもできるようになることがゴールです。
振り返りを定着していくことで、仕事の質を高めていくことができます。
仕事の質とは、保育の質。子ども達の成長にダイレクトにつながる。
保育の仕事は、未来を創る仕事です。