中央法規出版主催 「新人保育者が身につけたい社会人基礎スキル」刊行記念無料セミナーを開催しました。
当日は多くの保育園関係者の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
書籍の紹介と活用法のあと、事前にいただいた質問に答えていきました。
事前にいただいた質問を少しご紹介します。
●保育観が違う先生と上手くやるにはどうしたらいいか
●新人育成にも関わる、ミドルリーダー育成に難しさを感じる
●学生気分が抜けない新人への対応
●新人育成にも関わる、ミドルリーダー育成に難しさを感じる
●学生気分が抜けない新人への対応
など
「社会人としての人材育成」「組織運営」という部分に、多くの園で共通した悩みがあるということを感じました。
本書の基本は、組織運営の基本に基づいた新人育成です。
例えば「保育観が違う」場合、判断の基準は、良い・悪い ではなく、
園の方針に沿っているかどうか
になります。
原則は、組織の方針に沿っていればOK。沿っていなければ、NGです。
何度言っても方針を守らない、大幅に逸脱する行為を続ける場合は、罰則対象です。
罰や評価という言葉は保育には馴染みませんが、社会人としての組織運営のルールブック就業規則には明記されているものです。
保育ではなく、組織運営の中での罰則と評価です。
リーダーの役割は、規則やルールを明確にすること。曖昧さを可能な限り減らすこと。
そして、新人育成にとって重要なのは、組織の当たり前を言語化することです。
当たり前は意識しなくてもできることですので、言語化は大変困難です。
そのための、本書「新人保育者が身につけたい社会人基礎スキル」です。
社会人としての「当たり前」を言語化して、保育の中の実例とともに解説しています。
社会人としての基本的な行動できるようになるための本です。
新人保育者・保育学生の皆様にお勧めです。
新人育成に携わる方にも参考になります。
ぜひご一読ください。