1か月ほど前に法人研修を実施した研修担当者様から、その後の報告をいただきました。

また、昨年から数回にわけて法人内全職員に「保育チームスキル研修」を実施した法人からも、
「今年も新人が入っていたのでお願いします」というご連絡とともに、園内の様子をお伺いしました。

どの園も、研修直後から明らかに報告量が増えているようです。
小さなことも報告するようになることで、コミュニケーションの量が増えます。
そうなると管理職も、園内でスムーズにコミュニケーションができるように雰囲気づくりを意識するようになります。

今回嬉しかったのは、管理職の方が、
「これまでは言わなくてはいけないことも飲み込むことが多かったが、 研修後は、伝えやすくなった。」
ということをおっしゃっていただけました。

責めているのではなく、事実を伝えて「一緒に考えてほしい」という意図を理解してもらえているという安心感のようなものができたようです。

同じ組織の中で一緒にいるからこそ、気を使って言えないこともあります。
ですが、伝えないと思いは伝わりません。

「保育チームスキル」研修では、普段は言いにくい、でも伝えなくてはいけないことを伝えています。

一つの例を挙げると次のような一文です。

「終わりました」の報告で仕事は完了します。

これは、キャッチコピーのように伝えています。
イレギュラーな仕事、依頼された仕事は、必ず「完了報告」まで行って初めて完了です。

こんなささいなことですが、日常の保育の中でもし報告漏れがあった場合、
「終わったら必ず報告してください」と
管理職から指摘されたら、どうでしょうか。

忙しいのに、と感情が少しざわっとなる方もいるかもしれません。

これは、保育ではなく「組織で働く上でのコミュニケーションスキル」です。
小さなことですが、組織のすべての人がこれを当たり前にできるようになると、仕事はとてもスムーズになり、無駄な仕事が減ることは一目瞭然です。

このような「チームで働く上での当たり前」を伝えるのが、保育チームスキルです。
園全体で取り入れると、確実に、園が変わります。
また、今回は研修の資料を折に触れて読み返しているということもおっしゃっていただけました。
とてもうれしいです!
おすすめは、全職員が一同にこの研修を受けることです。
同じ言葉を全員が聞くことで、それが組織の中のスタンダードになり、お互いに行動を意識しあうようになります。

保育チームスキルを身に着けることで、園の人間関係が良くなり、心理的安全性の高い職場に近づきます。

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