セルフ・キャリアドックとは・・・
企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み、また、そのための企業内の「仕組み」のことです。(厚生労働省)
法人と守秘義務契約・顧問契約を結んだのち、国家資格キャリアコンサルタント等の専門職が、職員に対して1対1の相談を行います。
これまでに約20の保育施設で導入。
数年以上継続していただいている園では、定着率は年々確実に伸び、適材適所で一人一人がより自分らしく活躍できるようになっています。
この効果は、採用にも表れます。
保育士の人数を増やすことを目的とした採用ではなく、自園の方針・理念に共感してくれる人を見極めて採用できるようになります。
応募が増え、「応募者を選ぶ」採用が実現し、ミスマッチがなくなります。
その結果、”保育の質”が高まり、子ども達が毎日、生き生きと遊びこむ姿があちこちで見られる園になっています。
保育の仕事は、他のどの仕事よりも自己理解が求めらる大変難しい仕事だと思います。
日々の保育を記録し、自分の関わり方を振り返る「省察」とは、自分の中の小さな違和感に気づき、言語化を繰り返す取り組みです。
それには、惰性に流されない、意志の力が求められます。
これは、一人だけで行うのは大変です。
誰かと一緒なら、自分の中の深淵も一緒に覗くことができるかもしれません。
信頼できる相手と話しながら、一緒に自分を見つめていきます。
この「信頼できる話し相手」は、時に、同じ組織の人間同士では実現することが難しいことがあります。
家族にカウンセリングができないのと同じ原理で、「多重関係」にある相手とは
安心安全なカウンセリング関係の構築は、本当の意味ではできないのです。
そのための外部キャリアコンサルタント、キャリアドック制度です。
私たちには多くの実績があります。
自己理解は、子どもを対象とする職務につくすべての人に必要な過程です。