はやいものでもう2月ですね。
保育士等キャリアアップ研修のマネジメント科目講師を担当して、3年ほどになります。
これまでに関わった受講者は、のべ数百人以上。
園種や規模、立場はさまざまですが、共通しているのは「現場で悩みながら、より良い保育を目指している」という姿です。
この研修で私が大切にしているのは、
受講したその日から、明日の保育現場で使えること。
難しい理論や抽象論ではなく、
上司・先輩・後輩への言葉の選び方
会議や申し送りでの伝え方
「それ、あるある!」と思わず頷いてしまう現場事例
こうした保育現場の日常に根ざした内容を中心に、実践的にお伝えしています。
正直に言うと、研修の最初は
「上司に言われて仕方なく来ました」
という雰囲気の方も少なくありません。
でも、研修が進むにつれて、こんな声が聞こえてくるようになります。
「これなら自分にもできそう」
「マネジメントって、管理職だけの仕事だと思っていました」
「組織全員が、基本を理解して動くことが大事なんですね」
特に多いのは、
「マネジメント=偉い人の仕事」という思い込みが外れる瞬間です。
保育の現場は、一人で完結する仕事ではありません。
だからこそ、役職に関係なく
一人ひとりが“組織の一員としての視点”を持つことが、現場を確実に変えていきます。
「自分の役割」が見えたとき、人は強くなる
研修後にいただく感想の中で、私が特に印象に残っているのが、
「自分にできることが見つかった」
「今の立場で求められている役割が分かった」
「一つ上の目線を持てた気がします」
という言葉です。
マネジメントは、
指示を出すことでも、管理することでもありません。
周囲をよく見ること
伝え方を工夫すること
自分の影響力を自覚すること
こうした小さな行動の積み重ねが、
結果として保育の質や職場の雰囲気を大きく変えていきます。
それに気づいた瞬間の、受講者の表情が変わるのを見るたびに、
この仕事の価値を実感します。
今取り組んでいる仕事の中でも、
このマネジメント科目の研修は、トップランクのやりがいを感じる仕事です。
現場で頑張っている人が、少し楽になる
「どうせ無理」が「やってみよう」に変わる
組織の中で孤立しがちな人が、自分の居場所を見つける
そのプロセスに関われることを、心からありがたく思っています。
これからも、
「現場で本当に役立つマネジメント」を、
保育の言葉で、保育の現実に寄り添いながら伝えていきたいと考えています。
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